■日本語訳:小春日和、残暑
■解説:複数の辞書でIndian summer を調べると「小春日和」が一番始めに出てきます。「小春日和」は、晩秋から初冬にかけて穏やかに暖かく晴れた日を意味しますが、私の限られた経験では、アメリカ人は9月末や10月頭辺りの「残暑」の意味でこのIndian summerをよく用いるように思います。蛇足ですが、たまに真冬の厳しい寒さの間に穏やかな晴天が訪れると、「小春日和だね。」とおっしゃる方がいますが、「小春日和」は晩秋から初冬にかけての穏やかな天気を指すので、正しい使い方ではございません。
■例文:(ある暑い秋の日の会話)
A: It’s hot and humid today. (今日は暑くて湿気がありますね。)
B:It’s a typical Indian summer, isn’t it? (典型的な残暑ですね。)
A:It sure is. Stay cool. (全くその通りですね。暑さで参らないようにしてください。)
B:Thanks. Same to you. (ありがとう。あなたも気をつけて下さい。)
以上です。それでは、また。